学校をつくろうについて
コミュニティースクールをつくり、より多くの子ども達が教育を受ける機会を得る事でそれぞれの夢を描けるようにする
*コミュニティスクールとは・・・現地コミュニティ(村や町)メンバーを中心として建設・運営される学校のこと。
VISION
世界中の子ども達に夢の選択肢を
VISION
コミュニティースクールをつくり、より
多くの子供たちが教育を受ける機会を得
る事でそれぞれの夢を描けるようにする
MISSION
※コミュニティースクールとは・・・現地コミュニティー(村や町)メンバーを
中心として建設・運営される学校のこと
SUPPORT THE CHILDREN
長期目標
我々が目指す2040年の
カンジャガ村の姿
現在アマチャスクールに通っている生徒が教育を受けて大人になり、彼ら自身が次の世代の子供達のために学校運営をはじめとした村の自立運営を行う未来を私たちは目指しています。
中期目標
自立運営までの
カンジャガ村支援の道のり
2014年時点で、カンジャガ村に暮らす子供達は約6000人、そのうち学校に通っている子供は約1000人です。
現在アマチャスクールでは幼稚園から小学校3年生レベルまでの約120人の子供達が学んでいます。
「NPO 学校をつくろう」が中学校教育までの支援を行うと、ガーナ政府によって運営されている国立カンジャガ高校へ進学が可能となります。
高校、専門学校さらには都市部にある大学へ進学した子供達が、卒業後にカンジャガ村に貢献する。
そうした流れがうまれることを願い、今後も支援を続けていきます。
© 2018 by NPO 学校をつくろう
活動内容
1. 学校が少ない地域にコミュニティー参加型の学校を建設する
2. コミュニティーを中心とした永続できる教育体系の構築、教育の質の向上
3. 永続運営の為の農業技術支援による家族の収入向上
学校が
ない!
青年海外協力隊でガーナに派遣された代表の堀田は、学校不足により就学率約17%であるカンジャガ村の存在を知りました。現地コミュニティと共に学校を建設し開校しましたが、子ども達が学び続けるためには、学校が永続的に運営される仕組みを作らなければなりません。私たちは現在、農業技術支援を行うことで、経済的な学校の自立運営を目指しています。また、適切な教育が施されるように教育委員会との関係を構築しています。カンジャガ村をモデルケースとして、今後他の国や地域でも活動を展開予定です。
特に遠隔地においては、子供の数に対して学校の数が圧倒的に足りていない。
ガーナでは公用語である英語を使えないと、就職機会が限られる。
授業料、制服や教材費などかかる費用を支払えず、
子どもを学校に通わせられない家族が多い。
お金が
ない!
授業料、制服や教材費などのかかる費用を支払えず、
子どもを学校に通わせられない家庭が多い。
学校を
つくる
● みんなで校舎をつくる
最高気温50度にも達する灼熱のカンジャガ村で、太陽の下で勉強することは非常に困難です。
村一丸となって校舎をつくることで、村の学校へ対する愛着が高まります。
● 先生をつくる
教育委員会と関係を築いて学校を公立化する事で国からの給与で先生が派遣されるようになります。
また、例えば「英会話と四則計算」という具体的な教育目標を設定する事で、教育の質が安定します。
学校を
つづける
● 授業料フリーでつづく
学校を公立運営にする事で、生徒が無料で学校に通えるようにします。
● 収入向上でつづく
共同農園を設立し農業支援を行うことで、学校の経済的な自立運営を実現します。また、各家庭においても農業による収入向上で、自立して教材費などを支払うことができるようになります。
学校をつくろうが目指す、コミュニティ内でのお金と人の循環モデル
コミュニティスクールだからつづく。
コミュニティのみんなでつくって、みんなで支える学校。
なによりも、その愛着が「つづく」秘訣です。
メンバー紹介
中央/代表の堀田、右/現地スタッフのダニエル、左/PR担当の友香
代表 堀田哲也
幼少期に両親が離婚し、母1人子2人の貧しい家庭で子供時代を過ごす。大学進学と学費の為に奨学金を活用し、新聞配達もして入学する。在学中にオーストラリアに長期滞在し、原住民(アボリジニ)が貧しく差別を受けている生活ぶりを見て、自身の環境との比較から「教育」が貧困や差別を解決するという結論に至る。その後青年海外協力隊でガーナに派遣された際に個人活動として「学校をつくろう」プロジェクトを始動し現在に至る。
Akanffela Daniel
アカンフェラ ダニエル
高校を卒業し、家事手伝いをしながら進学先を迷っている時に堀田と出会う。元々ガーナでの社会問題(学校不足、若年出産等)を解決したいという想いを持っており、堀田の学校づくりに対する情熱に反応し、「ガーナの全ての子どもたちが学校に通えるように」という想いで共にプロジェクトを進める。現在、教員養成校を卒業し、小学校の先生として働く傍ら「学校をつくろう」プロジェクトの現地リーダーとして活躍中。
堀田友香
青年海外協力隊としてフィリピンに派遣され、観光プロモーションによる収入向上プロジェクトに協力。帰国後、夫・堀田哲也と共にカンジャガ村を訪れ、アマチャスクールに通う元気な子供達と教育熱心で働き者な大人たちに心を動かされる。2016年より主にNPO学校をつくろうのPRをサポート。人生の目標は平等な社会の構築に貢献すること。