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カンジャガ村って?

ガーナ概要

カンジャガ村のあるガーナ共和国は西アフリカに位置し、人口2821万人(2016年 外務省調べ)、面積は日本の約3分の2、南部は亜熱帯気候、北部はサバンナ気候、公用語は英語です。日本ではチョコレートで知られていて、原料となるカカオの生産は世界第2位(2016年 外務省調べ)ですが、そのほとんどは安く海外に輸出されています。カカオ農家をはじめとした遠隔地の農民の所得は低く、都市部との経済格差、そして教育格差が生まれています。

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カンジャガ村概要

ガーナの北部にあるカンジャガ村は人口約2万人で、村人の約8~9割が農家です。サバンナ気候のガーナ北部は、農作物が育つ期間が限られていることに加え、首都アクラからアクセスも悪いためガーナ南部と比べて経済的に貧しい地域です。カンジャガ村においてもインフラが整備されておらず、病院や学校も足りていません。公用語である英語を話せる大人も少なく、限られた期間の中で育てた農作物を頼りに自給自足をベースとした生活を送っています。例えば7〜8人家族で1週間で2000円程で暮らす時期もあれば、お金を使わず収穫したりもらった穀物で過ごす時期もあります。

何故カンジャガ村を支援?

支援先を選定するにあたり、カンジャガ村の村長と対話を行いました。その結果、村の大人たちが心から子供達や地域全体の未来のことを想っていて、支援に頼りきりではなく自分たちも金銭面・労働力での投資をする覚悟があるということが感じられました。

さらに外国人である私たちをただの支援者ではなく、「家族」として迎え入れてくれる村全体の姿勢にも感動し、カンジャガ村は信頼関係を築くことができる場所であると判断しました。

カンジャガ村の教育は深刻な状況にあります。校舎もなく、学校教育を受けていない子ども達がたくさんいます。私が初めてカンジャガ村に教師としてきた時、子ども達の親に教育の重要性を説明しました。

しかし、多くの家からは学校が非常に遠く、長い距離を歩いて通学しなければなりません。そのため多くの子供達が、学校に行くよりも家の手伝いをして過ごしていました。堀田さんがアマチャ幼稚園を建設したことにより、学校が遠すぎて通えなかった多くの子ども達が学校教育を受ける機会を得ました。学校が家の近くにできたことにより、子ども達は毎日学校に通えるようになりました。また、堀田さんからの支援により、学校が今後も成長していくであろうという希望が持てるようになりました。

子供達もみなさんの支援に応えられるように、一生懸命勉強しています。以前に比べ子ども達は英語での問いかけに少しずつ反応するようになってきました。少しずつですが、友達同士で英語を使って自分の言いたいことを表現できるようになりました。

アマチャスクールで働くフェリシティ教諭の声

カンジャガ村の風景

ギニアフォール

ギニアが原産といわれており、ギニアの鶏(フォール)からギニアフォールと呼ばれています。ガーナでは北部でしか育たず、鮮やかな羽が特徴で、羽は飾りや耳かきとしても使われています。主に食用の家畜として飼われ、ガーナ全土で人気の食べ物です。日本では「ホロホロ鳥」と呼ばれる高級食材として知られています。

カンジャガ村写真館

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